自分も経験したFXトレードでよくある失敗とその回避方法

 

「FXをやってみたいけど、うまくできるか心配だな」

「実際にやってみたけど、なんかうまくいかない…」

FXは高い利益を狙える一方で、リスクも非常に大きい投資手法です。

特に初心者や中級者は、取引の過程でさまざまな失敗を経験しがちです。

しかし、こうした失敗は事前に回避する方法を知っていれば防ぐことができます。

また、現在うまくいかなくて悩んでいる方も、意外とその失敗はよくあるものだとわかってしまえば改善できるかもしれません。

本記事では、自身の失敗を例に、FXでよく見られる失敗その回避方法について詳しく解説します。

恥ずかしいですが、参考になれば幸いです。

  • FXのよくある失敗を知る
  • 改善策を学ぶ

感情に左右されるトレード

失敗例

★「大暴落だ!トレード予定じゃなかったけど、この機会を逃したくないからとりあえず乗っかってエントリーしよう!」

⇨反発して損切のタイミングを逃し大損へ

★「自分の想定よりも損失が出てるな…でももうすぐ反発しそうな気がする…ナンピンして取り返そう!」

⇨含み損に耐え切れずロスカットへ

FXトレードで最もよくある失敗の一つは、感情に左右された取引です。

利益を逃したくないという「欲望」や、損失を取り戻したいという「焦り」などの感情がトレードに影響を与え、冷静な判断を妨げます。

わかっていてもついついやってしまうので、客観的に自身のトレードを見る癖をつける必要があります。

回避方法

感情に左右されないためには、ルールを設定し、それを厳守することが重要です。

エントリーとエグジットの基準、リスク管理のルールを明確にし、感情が高ぶっているときこそプランに従いましょう。

このルールは、トレードノートを作っているとしっかりと決めることができます。

大損してもうやらないと頭でわかっていても、つい同じことをしてしまうことがよくありました。

そのため、毎回書き出して刻み込み、自分の感情やミスの癖を把握してルール化することが重要です。

過度なレバレッジの使用

失敗例

★「海外はレバレッジ制限がゆるいのか!888倍でトレードして大きく稼ごう!」

⇨一瞬で利益は出るが、なくなるのも一瞬。スプレッドに耐え切れない。

レバレッジは、少ない資金で大きな取引ができる魅力的なツールですが、過度に使用すると大きな損失を招くリスクがあります。

そのため、使い方が重要です。

なくなってもいいと思うくらいの少額で効率よく増やすのには向いているかもしれませんが、大きな金額でコツコツ利益を積み重ねるのには向いていないでしょう。

回避方法

レバレッジは慎重に扱う必要があります。

自分のリスク許容度に応じた適切なレバレッジを設定し、リスク管理の一環としてストップロスを必ず設定しましょう。

レバレッジを抑えたトレードを行うことで、損失を限定し、長期的に安定した成績を残すことが可能です。

資金管理の不備

失敗例

★「チャンス相場だ!ロットをギリギリまで張って大きく利益を狙おう」

⇨証拠金維持率を割り込みロスカットへ

★「大きく損してしまったので、取り返すためにさっきの倍のロットを張ろう」

⇨さらなる損になりメンタルがブレる原因に

資金管理が不十分なトレーダーは、いくつかの失敗が続いたときに資金をすべて失ってしまうリスクがあります。

例えば、1回の取引に資金の大部分を投入し、思わぬ相場の動きで一瞬にして大きな損失を出してしまうことがあります。

回避方法

1回のトレードで口座の3割以上をなくすと、すべての資金が溶ける確率が高くなるといわれています。

そのため、この範囲内でストップロスを設定するといいでしょう。

このルールを守ることで、いくつかの損失を出してもトータルで資金を保つことができます。

また、取引ごとにリスクを評価し、適切なロットサイズを設定することも重要です。

十分な分析なしにトレードする

失敗例

★「あんまり知らない通貨ペアだけど、チャートの形的に下がりそうだから売り入れよう」

⇨指標や政治的要因で真逆へ

マーケットの動向を十分に分析せずにトレードを行うことは、失敗の原因となります。

トレンドの変化や重要な経済指標の発表前後に思わぬ動きが発生し、大きな損失を出すことがあります。

特に、直感や噂に基づいた取引はリスクが高く、失敗しやすいです。

回避方法

トレード前に十分なテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を行い、相場の動向を把握することが必要です。

チャートパターンの確認、サポートやレジスタンスの分析、経済指標のスケジュールをチェックし、総合的な見地から判断しましょう。

また、複数のシグナルが一致する場合にのみ取引を行うといった、慎重なアプローチを採ることも効果的です。

過度なトレード(オーバートレード)

失敗例

★「ストップロスに到達して損失になってしまった。でもここから上昇する気がするし、さっきの負けを負けたままにしておけない!取り返す!」

⇨戦略を無視した結果、想定以上の損失となり相場から退場へ

利益を上げようと焦るあまり、無計画に何度も取引を繰り返す「オーバートレード」は、多くのトレーダーが陥る失敗の一つです。

特に、損失を出した後にすぐに取り返そうとする焦りから、短期間に多くの取引を行い結果的に損失を増やしてしまうことがよくあります。

回避方法

オーバートレードを防ぐためには、トレードの回数を制限し、エントリーポイントを厳選することが重要です。

例えば、一日あたりの取引回数を3回に制限する、または事前に設定した条件が満たされた場合のみ取引を行うといったルールを設けましょう。

また、利益が出た後でも、目標に達したらそれ以上の取引を控えることが大切です。

トレードの反省を怠る

失敗例

★「あまりよくないところでエントリーしてしまったな…次からはここではエントリーしないように気を付けよう!よし、ご飯にして切り替えよう!」

⇨忘れて同じようなミスをしてしまい、あの時もやってしまったと思いだし自己嫌悪

トレードの結果に対する反省を怠ると、同じ失敗を繰り返すリスクが高まります。

なぜ損失が発生したのか、どの部分が計画と異なっていたのかを分析せずに次のトレードに進むと、根本的な問題が解決されず、再度損失を出してしまうことがあります。

回避方法

トレード後には、必ず結果を振り返り記録をつける習慣を持ちましょう。

成功したトレードだけでなく、失敗したトレードについても詳細に分析し、改善点を見つけ出すことが重要です。

トレード日記を活用し、エントリー理由、マーケットの状況、感情の変化などを記録することで、次回のトレードに活かすことができます。

まとめ


FXトレードで利益を上げるためには、これらのよくある失敗を理解し、回避するための方法を実践することが不可欠です。

感情に左右されないようにトレードプランを厳守し、適切なレバレッジと資金管理を行い、十分な分析を行うことが大切です。

また、オーバートレードを避け、常にトレードの結果を反省することで、継続的な成長と成功が可能になります。

失敗から学び、それを次のトレードに活かすことで、長期的なトレードの成功を目指しましょう。

※免責事項
当ブログで提供する情報は、一般的な参考情報を目的としており、投資判断のアドバイスを提供するものではありません。FX取引はリスクを伴う金融商品であり、元本の損失が発生する可能性があります。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。当ブログの情報に基づいて発生したいかなる損失についても、当方は一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

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