FXとは?|仕組みやリスクについて解説

基礎知識

最近FXに興味が出てきたけれど…

一体FXってなんなんだろう?…リスクとかある?

このように、わからないことだらけでなかなか進まないといったことはありませんか?

この記事では、「FXのしくみ」や「リスク」について解説していきます。

  • FXのしくみとは?
  • FXのメリット・デメリット

FXの仕組み

Xとは、「Foreign Exchange(外国為替)」の略で、日本語では「外国為替証拠金取引」と言われます。

日本円を外貨に交換し、ドルやポンドなど海外の通貨を売り買いすることによって利益や損失が発生する取引のことになります。

例)

為替相場が「1ドル=100円」の時に100円を1ドルに交換。

⇨その後、円安が進み「1ドル=110円」になった時に持っていた1ドルを買い戻す。

⇨110円となり、1ドルにつき10円分の利益を得ることができる。

このように、2つの通貨を売り買いして、為替レートが動いたきの差額で利益や損失がでるというのがFXの仕組みです。

FXの魅力

1: 売りからでも始められる(円高でも円安でも利益を狙える)

FXは『証拠金取引』という仕組みで取引をします。

これは、投資家がFX会社に「証拠金」を預けて担保にすることで、これを元手に大きな取引をすることが可能になるというもの」です。

このように少額の資金で大きなお金を動かすことを、テコの原理になぞらえて『レバレッジ』といいます。 

例)
👤「100万円を動かすのに、実際に100万円は必要ありません。
代わりに4万円さえ用意すれば、これを担保に25倍の100万円を動かすことができるよ」

この為、FXは少額でも大きな利益を出すことが可能になります🥳

ちなみに、かけられる最大レバレッジは国内外で差があり、海外ではより大きなレバレッジをかけることも可能です。

国内FX ⇨ 最大25倍

海外FX ⇨ 100~1000倍も可能

株式の信用取引のレバレッジは最大3倍なので、投資の中でFXがどれだけ少額でも始めやすいかがわかるかと思います。

2: 平日24時間儲けのチャンスがある

例えば、日本の株式市場は9時から15時までしか開いていないためこの時間以外は取引できません。

しかし、為替は世界各国で取引されており、24時間常にどこかの市場が開いています。

そのため、FXは平日24時間いつでも取引可能なのです!


(※正確にいうと、証券会社によって多少ずれますが月曜日の早朝6時~土曜日の早朝6時まで)

このように、忙しい方でも好きな時に取引できるのも魅力の1つです。

3:少額からでも始めることができる

FXは『証拠金取引』という仕組みで取引をします。

これは、投資家がFX会社に「証拠金」を預けて担保にすることで、これを元手に大きな取引をすることが可能になるというもの」です。

このように少額の資金で大きなお金を動かすことを、テコの原理になぞらえて『レバレッジ』といいます。 

例)
👤「100万円を動かすのに、実際に100万円は必要ありません。
代わりに4万円さえ用意すれば、これを担保に25倍の100万円を動かすことができるよ」

この為、FXは少額でも大きな利益を出すことが可能になります🥳

ちなみに、かけられる最大レバレッジは国内外で差があり、海外ではより大きなレバレッジをかけることも可能です。

国内FX ⇨ 最大25倍

海外FX ⇨ 100~1000倍も可能

株式の信用取引のレバレッジは最大3倍なので、投資の中でFXがどれだけ少額でも始めやすいかがわかるかと思います。

4:ほとんどの会社が売買手数料無料

FXは、ほとんどの会社で手数料無料にしています。️

そのため、トレーダーが取引コストとして意識するのは、

・新規注文が約定した直後に買値と売値の差額分マイナススタートになること(スプレッド)※⑴

・金利の高い通貨を売り注文から取引スタートしたり、金利の低い通貨を買い注文から取引スタートしたら金利差※⑵を支払うこと

この2点のみです。️

※⑴スプレッドとは?
為替は他の金融商品と異なり、売値と買値の2つの価格が表示されます。

経済ニュースで伝えられる為替レートなども、「ドル・円は106円94銭~106円96銭」というように表示されているのを見かけたことはないでしょうか?

この場合、106円94銭は売値(BID)、106円96銭は買値(ASK)となります。

このように、為替は売値と買値で少し価格差が生じます。

これが『スプレッド』といい、FX会社の受け取る手数料になります。

FX創世記には、これにプラス売買手数料をとる会社もありましたが、現在は基本スプレッドのみです。

※⑵「金利差」とは?
FXでは「スワップ」と呼ばれる金利差が発生します。

これは、より金利の低い通貨を売って、より金利の高い通貨を買った時に受け取ることができます。

例)円の金利はほぼ0でドルの方が金利は高いので、ドル・円のような円と外貨のペアを買うと、この金利の差額を受け取ることができます。

FXのリスク

これだけたくさんの魅力があるFXですが、もちろんリスクもあります。

怖いと思われるかもしれませんが、資金管理をしっかり行い、無理のないトレードをしていけば全く問題ありません。

リスクもあるということを理解した上で、トレードを行なっていきましょう!

1: 為替変動のリスク

通貨を取引する際、自分の予想通りに相場が変動すれば利益になりますが、もちろんその逆の場合には損失が発生するリスクもあります。

この「どちらに為替が変動するか?」を判断するのが難しく、FXの大きなリスクとなっています。

2:レバレッジによるリスク

少ない証拠金でも大きな取引ができるのがFXの魅力の一つです。

しかし、その分損失も大きくなるリスクを含んでいることも覚えておいてください。

少額で大きな利益を出せるということは、損失が出た時もまた大きくなるということです。

一定の割合を下回ると強制的に取引が終了となる場合があるので、証拠金の管理をしながら無理なくトレードを行っていくことが必要です。(ここについては下のFXのリスクで説明しています!)️

3:マージンコール、ロスカットによるリスク

FXには、証拠金を上回る損失を防ぐために、マージンコールやロスカットというルールがあります。

現在の含み損(現時点の為替レートで決済した場合、どれくらい損失が発生するか)が証拠金の一定の基準を超えると、投資家に直接連絡がいきます。

これをマージンコールといいます。

マージンコールがあったにも関わらず追加入金やポジションを減らすなどの改善がされずに、あらかじめ設定された証拠金維持率を割り込んだ場合は、強制的に現在のポジションが決済されます。※FX業者によって%は異なります。

これをロスカットといいます。

これは意図しないタイミングでも自動的に行われてしまうので、証拠金の大半を失うことになります。

4:流動性リスク

マイナーな通貨の場合、主要な市場が祝日だったりテロが起こったりすることで、希望するタイミングで決済できないことがあります。

これを流動性リスクと呼びます。 

マイナーな通貨は、新聞やテレビでその国の情報がわかりづらく、リスクが起きるタイミングが掴みづらいといえます。

5:金利変動によるスワップポイントのリスク

FXでは2通貨の金利差を受け取ることができる場合がありますが、金利が変動して高金利だったはずの通貨の金利が安くなると、スワップポイントは少なくなったり、マイナスに転じてしまうことがあります。
 

6:操作のリスク 

売買注文の入力ミスなどで誤注文してしまい、意図しないレートで取引が成立してしまう可能性があります。

毎回しっかりと確認してミスを防ぎましょう。

※免責事項
当ブログで提供する情報は、一般的な参考情報を目的としており、投資判断のアドバイスを提供するものではありません。FX取引はリスクを伴う金融商品であり、元本の損失が発生する可能性があります。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。当ブログの情報に基づいて発生したいかなる損失についても、当方は一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

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