トレードのやり方はわかった!
もっと勝率を上げて資金を積み上げたいけど、
どうすればいいのかな?コツとかあるの?
FX取引での成功には、エントリーポイントを見つけるスキルが欠かせません。
正確なタイミングでエントリーできれば、利益を上げるチャンスが広がります。
しかし、初心者や中級者の方にとっては、どこでエントリーすべきか悩むことも多いのではないでしょうか。
本記事では、「勝率を上げるエントリーポイントの見つけ方」について、トレンドと逆張りの使い分け、ダマシを回避する方法、そしてエントリー後の管理という3つのポイントに分けて解説します。
トレンドと逆張りの使い分け
まず最初に覚えておきたいのが、「トレンドに従うエントリー」と「逆張りでエントリーする方法」の違いです。
FX市場には大きく分けて「アップトレンド(価格が上がる傾向)」と「ダウントレンド(価格が下がる傾向)」があります。
そして、これに加えて「レンジ相場」と呼ばれる価格が一定範囲内で上下する時期もあります。
1.トレンドフォローのエントリー
トレンドフォローは、価格の流れに逆らわずにエントリーする方法です。
アップトレンドの場合は買い、ダウントレンドの場合は売りを選びます。
トレンドフォローは、初心者にとってリスクが少なく、比較的勝率が高いと言われています。
2.逆張りエントリー
一方、逆張りとは、トレンドに逆らってエントリーする方法です。
たとえば、アップトレンド中に価格が一時的に下がったタイミングで買いエントリーをしたり、ダウントレンド中に価格が一時的に上がったタイミングで売りエントリーをする手法です。
逆張りは、大きな利益を狙える反面、リスクも高くなりがちなので、慎重に行う必要があります。
例)
・アップトレンド中は、短期的な下落が見えた時が買いのエントリーチャンス。
・ダウントレンド中は、短期的な上昇が売りのエントリーチャンス。
※ポイント:初心者の方は、まずはトレンドフォローを中心にエントリーを考え、経験を積んだ後に逆張りを取り入れると良いでしょう。
ダマシを回避する方法
「ダマシ」とは、トレンドやブレイクアウト(価格がサポートやレジスタンスを超える動き)などが一時的に見えたものの、すぐに反転してしまうことを指します。
このダマシに引っかかると、エントリーしてもすぐに損失を抱えてしまう可能性が高くなるので、注意が必要です。
1. 複数の時間足で確認する
ダマシを回避するための1つの方法は、複数の時間足を確認することです。
たとえば、5分足でブレイクアウトが確認できたとしても、1時間足や4時間足ではトレンドが続いていないことがあります。
マルチフレーム分析といって、異なる時間軸での価格動向を確認することが有効です。
2. サポート・レジスタンスラインの確認
ダマシを避けるためには、価格がサポートライン(価格が下げ止まるライン)やレジスタンスライン(価格が上げ止まるライン)をしっかりと突破したかどうかを確認することが大切です。
これらのラインを明確に突破した後にエントリーすることで、ダマシに引っかかるリスクを減らせます。
3. 移動平均線を活用する
また、移動平均線もダマシを回避するために役立ちます。
特に短期の移動平均線が長期の移動平均線を超えたタイミングや、その逆の場合は、エントリーのタイミングを見計らう際の参考になります。
エントリー後の管理
エントリーした後も、そのポジションを放置せず、しっかりと管理することが重要です。
エントリー後の管理がしっかりできていれば、損失を最小限に抑え、利益を最大化することが可能です。
1. 損切りラインを設定する
損切りラインは、予想が外れた時にポジションを自動的に決済する価格のことです。
例えば、価格がサポートラインを割り込んだ場合や、エントリー時の予想とは異なる方向に動き始めた時に、事前に決めた価格で自動的に損失を確定させることができます。
損切りを設定しておくと、感情に左右されずに冷静に取引を続けられるため、リスク管理がしやすくなります。
例)
- アップトレンドで買いエントリーをした場合、直近のサポートラインより少し下に損切りラインを設定する。
- ダウントレンドで売りエントリーをした場合、直近のレジスタンスラインより少し上に損切りラインを設定する。
2. リミット(利確)ラインの設定
損切りと同様に、リミットライン(利確ライン)も設定しておきましょう。
これは、目標とする利益を確保するために事前に決めた価格です。
価格がこのラインに達した場合、自動的にポジションが決済され、利益が確定します。
エントリー後に価格が思惑通りに動いた場合、リミットラインを設けておくことで、欲張りすぎずに利益を確実にすることができます。
3. ポジションの見直しと調整
市場は常に変動しているため、エントリー後も定期的にポジションの見直しを行いましょう。
損切りラインやリミットラインを、価格の動きに合わせて調整することも有効です。
たとえば、価格が予想以上に上昇している場合、損切りラインを引き上げてリスクを最小限に抑えることができます。
これをトレイリングストップといいます。
まとめ
エントリーポイントを見つけるためには、トレンドに従ったエントリーと逆張りエントリーを使い分け、ダマシを避けるために複数の時間足や移動平均線を確認しながらエントリーを行うことが大切です。
エントリー後は、損切りラインやリミットラインを設定し、ポジションを適切に管理することで、リスクをコントロールしつつ利益を狙うことが可能です。
初心者や中級者の方も、これらのポイントを意識してトレードを行うことで、勝率を上げるエントリーポイントを見つけるスキルが身についてくるでしょう。
最初は難しいと感じるかもしれませんが、練習を重ねることで自然と慣れてきます。
※免責事項
当ブログで提供する情報は、一般的な参考情報を目的としており、投資判断のアドバイスを提供するものではありません。FX取引はリスクを伴う金融商品であり、元本の損失が発生する可能性があります。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。当ブログの情報に基づいて発生したいかなる損失についても、当方は一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
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