FXで安定して利益をあげていくためには、相場を読み解き、自分に合った戦略を立てていく必要があります。
今回は、相場の環境を認識する方法「ファンダメンタルとテクニカル」と「トレードスタイル」「時間帯」について解説していきます。
2種類の相場の分析方法
相場を分析する方法は大きく分けて2つあります。
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析とは、経済成長率や物価上昇率などといった、その国の経済データを使用して相場を予測する分析方法のことを指します。
日々、発表される経済指標や要人発言の情報収集を行い、それを基に相場がどう動くかを予想する方法です。
例)GDP、金利、雇用統計、消費者物価指数
テクニカル分析
テクニカル分析は、基本的に世の中の動きは加味せず、チャートを見た上で価格や値動きのサイクルに注目する分析手法です。
過去の値動きやチャートパターンから予測していきます。
例)ローソク足、水平線、移動平均線、ボリンジャーバンド
この2つにはそれぞれメリット・デメリットがあり、どちらが良いのかというのはハッキリしていません。
トレードの種類やその人によっても変わります。
ただ、多くのトレーダーは②のテクニカル分析を主としつつ、一応両方確認しています!
正直、①のファンダメンタル分析は難しく、基本的には①のテクニカル分析を用いる方が多いです!
しかし、影響力のある指標が発表されたり重要人物の発言があったりすると相場が大きく変動するため、毎日確認はしています。(例)政治的なニュースや月初の雇用統計など)
トレードスタイル
FXを始めていく上でさらに考えていきたいのが投資のスパンです。
FXは、このトレードのスパンによって3種類に分けられます。
スキャルピング
1回のトレード時間:数分~数十分
これを何度も繰り返し、小さな利益を積み上げて大きな利益にしていく。
※毎回スプレッドがかかるため注意が必要
デイトレード
1回のトレード時間:数時間~1日以内
その日のうちに利益や損が確定する。
スキャルピングより取引回数が減るため、スプレッドはそこまで気にせずOK
スイングトレード
1回のトレード時間:数日~数週間単位
保有期間が長く、1回のトレードで大きな利益が見込める。
しかし、保有している間に相場が大きく変動するリスクがあるため注意が必要。
時間帯による特徴
FXは24時間取引可能ですが、時間帯によって相場の動きが激しかったりスプレット(取引手数料)が大きくなったりと「クセ」があります。
これを理解した上で取引指定行くことが重要です️!
【大体の流れ⇩】※夏時間と冬時間で異なります!
★8:00~ 東京市場OPEN
朝一以外は比較的穏やか
★17:00~ ロンドン市場OPEN
相場参加者が増え始め、相場に動きが出始める
★22:00~ ニューヨーク市場OPEN
相場参加者が最も多くなり、1日の中で最も相場が活発になる
★2:00~
相場参加者も減り、動きが少なくなる。スプレッドが高くなる。
どの種類のトレードをするかによって、トレードの仕方や狙う通貨が変わります。
これらを頭に入れておき、今後実際にやっていく上で自分に合うものを見つけていきましょう。
※免責事項
当ブログで提供する情報は、一般的な参考情報を目的としており、投資判断のアドバイスを提供するものではありません。FX取引はリスクを伴う金融商品であり、元本の損失が発生する可能性があります。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。当ブログの情報に基づいて発生したいかなる損失についても、当方は一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
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