【8月19日〜23日】今週の相場分析 | 経済指標とともに解説

 

2024年8月19日〜23日の経済指標と相場分析です。

今週は週末までそこまで大きな指標はありませんが、注目していきたいポイントがいくつかあるのでそれを確認していきます。

特に、米ドルやユーロ、円といった主要通貨ペアに焦点を当てて解説していくので、これを参考に自身のトレード戦略に役立ててください。

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今週の重要指標

★8/19(月)

特になし

★8/20(火)

自民党総裁選の日程決定

🇦🇺10:30 RBA議事録

🇨🇦21:30 消費者物価指数

★8/21(水)

🇺🇸27:00 FOMC議事録

★8/22(木)

🇫🇷16:15 製造業&非製造業PMI

🇩🇪16:30 製造業&非製造業PMI

🇪🇺17:00 製造業&非製造業PMI

🇬🇧17:30 製造業&非製造業PMI

🇺🇸21:30 新規失業保険申請件数

🇺🇸22:45 製造業&非製造業PMI

★8/23(金)

🇯🇵9:30〜12:00 、13:00〜15:30 閉会中審査(植田日銀総裁と鈴木財務相の発言)

🇯🇵8:30 全国消費者物価指数

🇺🇸23:00 パウエルFRBの発言

🇬🇧24:00 ベイリーBOEの発言

今週の展望

ドル円 

先週初めは、日経平均先物の大幅高を好感し148.22円へ上昇。

しかし、中東情勢や8/13発表の🇺🇸7月PPIが市場予想を下回ったことから146.60円へ。

その後、8/14には、岸田首相が次期自民党総裁選挙への不出馬の報道を受けて146.08円へ下落も、米CPIの予想通りの結果や住居費の高止まりが確認され147.60円で取引を終えました。

この状況を踏まえて、今週最も注目されるのは8/23(金)です。

ここでの植田日銀総裁とパウエルFRB議長の発言に注目が集まります。

植田日銀総裁が「追加利上げ」に言及するなら円高方向への機運が高まるでしょう。

大口がキャリーを再開するかの目安となります。

また、ジャクソンホールにおいて、パウエル議長の発言が

ハト派 ⇨ 緩和、ドル安円高

タカ派 ⇨ 引締、ドル高円安

このようになると考えられます。

23日(金)の発言によって、今後のドル円の方向性が決まるので注目しておきたいポイントです。

そのため、週末まではあまり方向感の出ない相場になると予想されます。

レンジ内でうまく値幅を獲得していきたいところです。

そのほか、中東情勢の状況次第ではリスク回避の高まりにつながりかねず注意が必要です。

ユーロ/ドル、ユーロ/円

先週のユーロドルは8/13.14の🇺🇸7月PPI/CPIを受けて1.1047ドルへ上昇。

8/15の🇺🇸7月小売売上高の結果により1.0950ドルへ反落も、8/16にはシカゴ連銀総裁が金融引き締め継続に否定的見解を示したことなどから1.1030ドルへ反発し1.1027ドルで取引を終了しています。

ユーロドルは先週見せた堅調な値動きを今週も継続するか注目。

8/22発表の🇩🇪 🇪🇺製造業&非製造業PMIでは、下振れればECBの9月利下げ観測を高め先週8/15の1.0950ドルへ反落する可能性に注意が必要。

8/22-24のジャクソンホールでのパウエル議長の発言や米住宅関連指標を受けた米長期金利の動向も合わせて注目。

ユーロ円は8/15の🇺🇸小売売上高を受けたドル円の149円38銭までの上昇を受けて8/16の早朝に163円89銭まで上昇し162円78銭で取引を終了しています。

ユーロ円は日足・基準線や200日移動平均線が上値抵抗線として意識されている中、先週大幅続伸した日米欧主要株価指数が調整売りに押されリスク選好が一服する可能性もあるだけに転換線までの下振れに要注意。

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