MT4の使い方をわかりやすく解説!

FXテクニック

FXを始めたばかりの方に向けて、今回は「MT4(MetaTrader 4)」の使い方について、できるだけわかりやすく説明していきます。

MT4は、世界中のトレーダーに愛用されている人気の取引プラットフォームで、初心者から上級者まで幅広く利用されています。

ですが、初めて見ると「何をどう操作すれば良いの?」と感じることが多いかもしれません。

そこで、この記事では、図解を使いながら基本的な操作方法を一歩ずつ解説していきます!

  • MT4の使い方
  • MT4で取引をしてみる

MT4って何?

MT4(MetaTrader 4)は、FX取引を行うための取引プラットフォームです。

プラットフォームというのは、取引をするための「ツール」や「ソフト」のことです。

MT4を使うことで、チャートを見たり、取引を行ったり、過去の取引履歴を確認したりすることができます。

MT4はシンプルな設計ですが、多くの機能を備えているため、初心者でも慣れてくると非常に使いやすいツールとなります。

MT4のインストール方法

まずは、MT4をパソコンやスマートフォンにインストールする方法について説明します。

大手のFX業者は、自社のサイトからMT4をダウンロードできるリンクを用意していることが多いです。

パソコン版のMT4をダウンロードする手順:

  1. FX業者の公式サイトにアクセス。
  2. 「MT4をダウンロード」と書かれたリンクをクリック。
  3. ダウンロードが完了したら、ファイルを開いてインストールを開始。
  4. インストールが完了したら、口座開設時に取得したIDとパスワードを入力してログイン。

スマホ版のMT4をダウンロードする手順:

  1. iPhoneユーザーはApp Store、AndroidユーザーはGoogle Playにアクセス。
  2. 検索バーに「MetaTrader 4」と入力して検索。
  3. ダウンロードしてインストールが完了したら、同様にログインします。

これで、MT4が使える準備が整いました!

MT4の基本画面構成

MT4を起動すると、最初にチャートがいくつか表示されているかもしれませんが、最初は少しごちゃごちゃして見えるかもしれません。

ここでは、基本画面の構成を簡単に説明します。

1. チャートウィンドウ

画面の中央部分にあるのが、チャートウィンドウです。ここでは、選択した通貨ペアの価格の動きがリアルタイムで表示されます。このチャートを使って、トレンドを分析したり、エントリーポイントを見極めたりします。

2. 気配値表示

画面の左上には、気配値表示と呼ばれるエリアがあります。ここには、取引可能な通貨ペアの「買い」と「売り」の価格がリアルタイムで表示されています。自分が取引したい通貨ペアをここで選び、チャートに反映させることができます。

3. ナビゲーター

画面の左下には、ナビゲーターがあります。ここには、口座情報やテクニカル指標(インジケーター)など、取引に使うツールがまとめられています。頻繁に使う機能に素早くアクセスできる便利なエリアです。

4. ターミナル

画面の下部には、ターミナルがあります。ここでは、現在のポジション(保有している取引)、口座の残高、取引履歴などが表示されます。ターミナルは、あなたの取引状況を一目で確認できる管理画面のようなものです。

チャートの使い方

チャートはMT4の中心的な機能であり、FX取引の分析に欠かせません。

ここでは、チャートの基本的な操作方法を見ていきましょう。

1. 通貨ペアを選ぶ

まずは、取引したい通貨ペアを選びましょう。

左上の気配値表示から通貨ペアを選び、それを右クリックして「チャートウィンドウ」を選択します。

これで、選んだ通貨ペアのチャートが表示されます。

2. チャートのタイプを変更

MT4では、ローソク足チャートラインチャートバーチャートの3つのタイプから選ぶことができます。

ローソク足チャートが最も一般的で、視覚的に理解しやすいため、初心者にはおすすめです。

画面上部のツールバーから好きなチャートの種類を選択してください。

3. 時間軸の変更

チャートの時間軸も自由に変更できます。

例えば、1分足、5分足、1時間足、日足など、あなたのトレードスタイルに合わせてチャートの表示時間を調整できます。

短期トレードなら1分足や5分足、長期トレードなら1時間足や日足を選ぶと良いでしょう。

注文の出し方

次に、実際に取引を行うための注文の出し方を解説します。

MT4では、簡単に注文を出すことができます。

1. 新規注文の方法

画面上部にある「新規注文」ボタンをクリックすると、注文ウィンドウが開きます。

ここで、取引したい通貨ペア、取引量(ロット数)、そして「買い」か「売り」を選択します。取引量は1ロット=100,000通貨単位となるので、初心者の方は最初は少なめに設定するのが無難です。

  • 買い注文:通貨が上がると予測する場合に使います。
  • 売り注文:通貨が下がると予測する場合に使います。

2. 成行注文と指値注文

MT4では、成行注文指値注文という2つの注文方法があります。

  • 成行注文:現在の価格で即座に注文を実行します。すぐに取引を始めたい場合に便利です。
  • 指値注文:自分が希望する価格で注文を出します。価格が設定した値に到達すると、自動的に取引が実行されます。

取引の管理と決済

取引を開始した後は、保有しているポジションの管理が必要です。

MT4のターミナルで、現在のポジションや損益状況をリアルタイムで確認できます。

取引を終了したい場合は、ターミナルでポジションを右クリックし、「決済」を選んでポジションをクローズします。

これで、取引が終了し、利益や損失が確定します。

テクニカル指標(インジケーター)の使い方

MT4のもう一つの強力な機能が、インジケーターを使ったテクニカル分析です。

インジケーターとは、過去の価格データを基にして、今後の値動きを予測するためのツールです。

1. インジケーターの追加方法

インジケーターをチャートに追加するには、画面上部の「挿入」メニューから「インディケータ」を選びます。

MT4には標準で多くのインジケーターが搭載されており、初心者でも使いやすいものが揃っています。

特に人気があるのは、移動平均線RSI(相対力指数)などです。

2. インジケーターの使い方

例えば、移動平均線は、価格の平均値をラインで表示してくれるため、トレンドの方向性を視覚的に確認することができます。

また、RSIを使うと、売られ過ぎや買われ過ぎの状態を確認できるため、エントリーポイントを見極めるのに役立ちます。

まとめ

今回は、FX初心者向けにMT4の基本的な使い方を説明しました。

MT4は、初めて見ると少し複雑に感じるかもしれませんが、基本的な操作に慣れてくると非常に使いやすいツールです。

まずはチャートの見方や注文の方法を理解して、少しずつ練習していくと良いでしょう。

また、デモ口座を使ってリスクを負わずに取引の練習をするのもおすすめです。

ぜひMT4を使いこなして、FX取引を楽しんでください!

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当ブログで提供する情報は、一般的な参考情報を目的としており、投資判断のアドバイスを提供するものではありません。FX取引はリスクを伴う金融商品であり、元本の損失が発生する可能性があります。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任で行ってください。当ブログの情報に基づいて発生したいかなる損失についても、当方は一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。

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